なでしこは、日本語のプログラミング言語です。日本語でプログラムを記述します。プログラミング言語でありながら、自然言語の「日本語」としても、読むことができて、意味を掴むことができることを目標としています。
例えば、以下のように記述すると、画面に「こんにちは」と表示します。そのままWebブラウザ上で、実行できますので、「実行」ボタンを押して試してみてください。
日本語の単語は一般的に「(漢字やカタカナ)+(ひらがな)」という形をしています。そのため、なでしこでは、助詞(と・を・が・から・まで…)で単語の区切れを認識しています。
つまり、『「こんにちは」と表示。』というプログラムは、下記のように分割されます。
| 「こんにちは」 | と | 表示 | 。 |
もちろん、語句の区切れを明示的に示したい場所に、句読点を入れて書く事もできます。
どんな助詞が利用できるのか詳しく知りたい場合は下記をご覧ください。
なでしこのプログラムの構造は、以下のような形式になっています。
引数+助詞、引数+助詞、 ... 関数。
例えば、『「こんにちは」と表示。』という文は、下記のような意味となります。
単語 | 意味 |
|---|---|
「こんにちは」 | 引数 |
と | 助詞 |
表示 | 関数 |
。 | 区切り |
また、関数を記述する場合、送り仮名はある程度自由に記述できます。例えば「表示」であれば、「表示する」とか「表示しろ」とか「表示して」のように書いても問題なく動きます。
加えて、命令の引数には必ず助詞を指定します。助詞はそれぞれ異なっています。そのため、命令は語順ではなく助詞によって引数を判別します。つまり、「AからBへファイルコピー」と書いても「BへAからファイルコピー」と書いても同じ意味になります。
引数の部分には、計算式を記述することができます。
計算式の中に関数呼び出しを混ぜることができます。例えば、計算式の中で『INT(値)』と書くと値を整数に変換できます。
ちなみに、この関数の記述方法は、なでしこで「C言語風関数呼び出し」と呼んでいて、「文法/語順」にて詳しく解説しています。