CSVやTSVの処理を行う際のオプションをオブジェクトで指定します。
設定項目 *
delimiter
内部で用いるオプションです。
CSVやTSVの処理を行う際に内部で自動的に設定されるため、この命令で設定しても意味はありません。
区切文字
「delimiter」の別名です。
eol
二次元配列からCSVやTSVへの変換を行う際、改行をここで指定した文字列に置換して出力します。
行の区切りを表す改行だけではなく、セルのデータの文字列内の改行も置換の対象になります。
CSVやTSVから二次元配列への変換を行う際には、無視されます。(ここで指定した文字列を改行とみなしての変換は行いません)
auto_convert_number
真にすると、CSVやTSVから二次元配列への変換を行う際、数値を表していると思われるセルは数値に変換します。
偽にすると、文字列のまま変換します。
利用例 *
数値への変換を行うかどうかを切り替えます。
eolを改行でない文字列に設定すると、CSVやTSVに変換したデータの逆変換が難しくなります。
一度に複数のオプションを設定できます。
注意点 *
この命令で設定したオプションは、簡易エディタの「実行」や「クリア」によってリセットされず、前に設定した値が維持されます。
確実に意図通りの処理を行うためには、デフォルト値を仮定せず、必ずCSVやTSVの処理を行う前にオプションを設定するとよいでしょう。
参考 *