なでしこのプログラムの語順について *

英語圏で生まれたプログラミング言語は「関数(引数1, 引数2, 引数3)」のように「動詞+補語」の形をしています。しかし、日本語では「補語+動詞」の形が一般的です。

そこで、なでしこでは「引数1、引数2、引数3、関数」のような形式でプログラムを記述します。ただし、日本語にも倒置法があり、動詞から始めたい場合もあります。そこで、関数の直後にカッコを記述した場合には、「関数(引数1, 引数2, 引数3)」と記述できるようにしています。

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とは言え、引数を後ろに書くとプログラムが読みづらくなります。引数を後ろに書くのは、文字列を整数に変換するINT()や数値を切り捨てるFLOOR()、絶対値を求めるABS()など、数学関数を使う場合に限定すると良いでしょう。

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