『繰り返し』構文を使うと、任意のプログラムを繰り返し実行できます。
『繰り返し』構文では、複数の書式を指定して繰り返しを指定できます。
# [書式] 指定回数の繰り返し N回、繰り返す #ここにN回繰り返したいプログラム #ここにN回繰り返したいプログラム ここまで
# [書式] 指定条件の間繰り返す (条件)の間、繰り返す #ここに条件の間繰り返したいプログラム #ここに条件の間繰り返したいプログラム ここまで
# [書式] ループ変数を指定して繰り返す (変数名)を(開始値)から(終了値)まで繰り返す #ここに繰り返したいプログラム #ここに繰り返したいプログラム ここまで
# [書式] 範囲を指定して繰り返す (変数名)で(開始値)…(終了値)を繰り返す #ここに繰り返したいプログラム #ここに繰り返したいプログラム ここまで
以下は1から5まで繰り返す例です。
範囲を指定して繰り返しできます。
繰り返しをするとき、変数を2ずつ増やして繰り返すには、以下のように記述します。
減らすことも可能です。以下のように記述します。
「開始値 > 終了値」の場合は、終了値から開始値までを繰り返します。他のプログラミング言語では、必ず「開始値 < 終了値」となり、実行されない繰り返しも、なでしこでは実行されるため、ご注意ください。
もしも、他の言語のように、「開始値 > 終了値」の時、実行しないようにするには、次のように「ずつ増やし」を記述してください。
条件を繰り返しの末尾に記述する繰り返し文も用意されています。
後判定の場合、上記に加えて、条件を「**になるまでの間」と指定できます。
『永遠の間』を使うと永遠にループ実行するプログラムを作れます。『永遠に繰り返す』(#1686)も使えます。