なでしこでは基本的に「助詞区切りの規則」を基準としてプログラムを解析します。
字句解析の処理では、語句を読んでいって「を」「から」「の」「へ」「に」などの助詞を見つけると、そこで語句を区切ります。
変数名・関数名の規則を参照してください。
日本語の全ての助詞を網羅しているわけではありません。以下の助詞があります。
以下のプログラムを実行すると助詞の一覧を確認できます。
以下のプログラムを実行すると、予約語(キーワード)の一覧を表示します。
とは言え、それだけだと使いづらいので変則的なルールを設定しています。
語句の末尾に『回』や『間』があれば、そこで語句を区切ります。これにより、繰り返し処理を自然に記述できます。
語句の末尾に『以上』『以下』『超』『未満』があれば字句解析で分割します。
演算子の「かつ」「または」にて単語を強制的に分割します。
助詞の先頭に「もの」を付けても問題なく記述できます。
簡単な正規表現のルールを用いて、順次プログラムをマッチさせています。